たったの２つ！！たるみ毛穴を治したいレディーのための毎日習慣

たるみ毛穴にお困りのあなた。

あれ？なんか最近ほっぺたがたるんできた？？

夕方になると老けた感じに見えるんだけど、原因は何なの？？

たるみ毛穴はマッサージしたら治るの？？

レディー層になるにつれて、だんだんと増えてきたあの滴型の毛穴たちにあなたも様々なお悩みを抱えていることでしょう。

たるみ毛穴は誰にでも必ず訪れます。

地球で生きるかぎり。

しかし、あきらめてはなりません。

重力に負けてはなりません。

早速参りましょう。

毛穴ワールドへ。

1 毛穴がたるむ原因は？
2 たるみ毛穴を治す方法はあるの？

毛穴がたるむ原因は？

あまりに毛穴ばかりにこだわっていると、毛穴しか見えなくなるのですが。

毛穴は、皮膚の付属器です。

つまり、毛穴がたるむのは、皮膚がたるむからです。

木を見て森を見ず

毛穴ばかりフューチャーしてはいけません。

お肌全体のたるみ対策が必要です。

たるみとは

たるみ

加齢に伴い皮膚のはりが失われるために垂れ下がりが生じる皮膚の膨らみのこと。

顔面では眼や口の周囲や頬の下など、顔面以外では腹部などに生じる。具体的には頬の肉が頬骨の下の方にたまる、目尻が下がる、上まぶたや目の下などが膨らんだ状態などのこと。

たるみは加齢とともに発生し、その原因として皮膚弾力性の低下、筋力の低下、皮膚脂肪の増加などが考えられているが、その詳細なメカニズムはまだ明らかにされていない。

化粧品辞典より抜粋

これまた『加齢』というガビーーン！！な事実…

たるみたるものレディーの証！！

そう胸を張って言えるなら…
たるみも名誉勲章に値するんですが。

残念ながらそうはいきませんよね？
たるんだお肌は、年齢を感じさせます。
一気に老けた顔になります。

40歳のレディーが15歳のJKみたいな肌をしていたら明らかに不自然。
ですが。
はりのあるお肌だと、5～10歳は若く見られるものです。

上記のとおり、たるみの原因についての詳細なメカニズムは未だにわかっていない状況とはいえ。
『皮膚弾力性の低下、筋力の低下、皮膚脂肪の増加』
と、すでに原因がはっきりしています。

原因がわかれば対策法がわかります！

まずは。
たるみの原因をひとつずつ紐解いていきましょう。

たるみの原因①―皮膚弾力性の低下

パンっと膨らんだ若々しいお肌は、皮膚の弾力によって保たれています。

では。
皮膚の弾力は何から生まれているのでしょうか。

弾力を維持しているのは真皮です。

真皮は

ヒアルロン酸
エラスチン線維
コラーゲン線維線
維芽細胞

から構成されています。

コラーゲン線維
真皮の70%を占めている極めて強靭なタンパク質線維で、真皮を支える柱となって肌のはりを保つ。

エラスチン線維
真皮の2%を占めているタンパク質繊維で、コラーゲン線維を網目状に止める接着剤の役割を果たす。エラスチンは、強靭な強度を持つ一方優れた弾性力もあわせ持つため、肌に弾力を与える。

ヒアルロン酸
ゲル状に水を固めて保水と弾力を作り出す高分子。

線維芽細胞
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す細胞。美肌成分の生みの親。

線維芽細胞は、20代をピークに減少してく有限細胞です。
さらに、紫外線に多くさらされてきた人ほど！
減少が顕著であることもわかっています。

残念ながら。
細胞活性は20代からは低下するばかり
という悲しき事実…

つまり。
20代以降は繊維芽細胞の働きが弱まったり、死んでしまうことで、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生量が減少し、肌は弾力を失ってしまうのです。
また。
紫外線の影響により真皮で活性酸素が増え、そのため、コラーゲンとエラスチンが変性してしまうこともお肌の弾力を失う原因になります。
※この真皮でのコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の減少が更に進むと、肌が陥没して深いシワへと変化していきます。

たるみの原因②―筋力の低下

100メートルの距離を8～9秒で走れる自信、ありますか？

ほとんどのレディーは
「無理！！」
って即答するはずです。

当然です。
あの若かった頃のエネルギーはもうありませんから。
エネルギー。
これはまさに筋肉です。

筋肉は使わなければ落ちていきます。
また、加齢とともに落ちていきます。

顔の筋肉「表情筋」も同じ。

100メートルを走るための太い筋肉ではありませんが。
顔の表情を作り出す繊細な大切な筋肉です。

表情筋の衰えは

無表情で顔の筋肉を動かさないこと
加齢

この2つが原因です。

表情筋が衰えると、筋線維が細くなり、できたすき間を脂肪が埋めてしまいます。
こうして増えた脂肪の重みを皮膚が支えきれなくなり、肌はたるんでしまいます。

たるみの原因③―皮膚脂肪の増加

20代の頃に比べて食べる量は減っているのに、体重は減らない。
むしろ増えている！！
っていう摩訶不思議現象に遭遇しているレディーはたくさんいるのではないでしょうか。

それは、摩訶不思議でもなんでもなく。
「加齢」に伴う正しい老化現象です。

加齢！老化！ひいいい！
となるところでしょうが、これが現実です。

それは。
代謝機能の衰えなのです。

若いころは、細胞も元気いっぱいで一生懸命働くので、いくらでもエネルギーを使ってくれます。
食べたら食べただけ、エネルギーに変えてくれて消費してくれるわけです。

しかし。
細胞も年老いてくると頑張って働いても若いときの80％くらいの力しかだせなくなってくるわけです。
そうすると、エネルギーが余ってくるわけで、それが体内に蓄積されていくという仕組み。

これが、食べてないのに痩せない現象。

つまり。
加齢によって代謝機能が低下すると、脂肪細胞が蓄積しやすくなり、肥大化した脂肪の重みにより肌がたるむわけです。

そもそも、たるみ毛穴って何？

木を見て森を見ずと言いながら…
森（たるみ）の話を長々しすぎて、森に迷い込んではおられませんか？

今、考えるべき木（たるんだ「毛穴」）についても、お話しておきます。

たるんだ毛穴の特徴は「形」にあります。

たるんだ皮膚は重力に負けて下に垂れ下がっています。
毛穴も皮膚ですので、皮膚が垂れ下がる箇所では同じように下方向に垂れ下がります。

しかし。
これを「加齢」だからと、受け入れてしまうと。
たるみ路線まっしぐらです。

たるみ毛穴は、次第にそれらがつながります。
それを「帯状毛穴」とよびます。

「帯状毛穴」は、しわのような筋として顔面に現れてきます。
こうなると、ますます老け顔が助長されていくのです。

たるみは誰にでも必ず訪れます。

とはいえ。
それが何歳で訪れるのか。

この訪れの速さこそが！
「若くみえる」か、そうでないかの分岐点になります。

1年、1か月、いや！
たとえたった1日であっても。
「たるみ」という訪問者の訪れが遅くなれば、それだけあなたは「若く」あれるわけです。

あきらめてはいけません！
重力に負けないチカラを培いましょう！

たるみ毛穴を治す方法はあるの？

たるみの3大原因から

弾力成分の生みの親である線維芽細胞の減少を食い止めること
紫外線から肌を守ること
表情筋を鍛えること
代謝機能を上げること

などが、たるみ対策には有効であろうと、なんとなく想像つくのではないでしょうか。

これらの対策を根気強く行えば！
たるみ毛穴大発生の暴走を落ち着かせることは可能です。

為せば成る
為さねば成らぬ
たるみ毛穴

なのです！！

紫外線からお肌を守りましょう。

たるみ毛穴の発生は、紫外線の影響と密接な関係にあります。

紫外線は真皮にまでダメージを与えてしまいます。

弾力成分を変性させてしまったり、線維芽細胞にダメージを与えたり…

老化を助長させる紫外線は、お肌の大敵です。
少しの外出だからと、すっぴんのまま出かけるのはやめましょう。

今や化粧下地にUVカット機能はあたりまえ。
メイクする余裕や余力がない時は、せめて！
化粧下地だけでもつけてから外出してください。

一昔前は。
ボディー用のUVケア商品はどうも使用感がいただけないものが多かったように思います。
しかし。
昨今は、使い手のことを十分に考慮して、UVカット効果はもちろん塗り心地を重視した商品ばかり。
スプレータイプ、パウダータイプなど素早くUVカットできる商品もたくさんあります。
顔だけでなく、ボディーもしっかりカバーしてあげてください。

光老化、侮るべからず！
365日、露出しているお肌の紫外線対策に励んでください。