毛穴悩みを簡単解決!いちご鼻になる原因といちご鼻を治す8つの方法

鼻に集中的にある黒いプツプツ、毛穴に張り付いた白ごまのような角栓凹み毛穴まみれの鼻…それらはまるでいちごのように見えることから「いちご鼻」とも呼ばれている肌悩みのひとつ。

いちご鼻とは詰まり毛穴と開き毛穴の複合体のため、毛穴が詰まる原因と毛穴が開く原因を理解できれば、いちご鼻を治す方法のヒントは簡単に導き出せるのです。

いちご鼻に悩むあなた!いちご鼻を治したいのなら、詰まり毛穴ケアと開き毛穴ケアを徹底しましょう!

いちご鼻に悩むあなたは、産まれた頃からいちご鼻だったでしょうか。

いいえ、違います。

成長する過程において、あなたの鼻は「いちご鼻」という毛穴モンスターに変貌してしまったのです。

思い返してみてください。

青春真っただ中のあなたの肌悩みを。

鼻にできたニキビや白いニョキニョキした角栓をなんとかしようと必死に洗顔したり、膿を潰してみたり、角栓を無理やり指で押し出したり、なんやかんやといじくり倒していませんでしたか?

実は、そんな行為が、毛穴モンスターを産み出す原因だったのです!

ガーーーーン!!な事実ですね。

あの頃の自分の無知な行為を改めさせることができれば、今ごろ毛穴モンスターになんて悩んでいなかったのに・・・と後悔しても仕方がありません。

だから、タイムマシンを作りましょう。

ではなく。

毛穴モンスターを退治する方法を学びましょう。

では、まいりましょう。

毛穴モンスターハンター養成講座、スタートです。

スポンサーリンク

いちご鼻について知るべきこと

いちご鼻とは、その名の通り、いちごのような見た目の鼻のことです。いちご鼻にも色々レベルがありますが、以下のような状態の鼻が一般的に「いちご鼻」と呼ばれています。

  • 鼻に黒いプツプツしたものがたくさんある
  • 詰まった角栓の頭がいちごの種にそっくり!
  • 鼻だけが他の肌と違って毛穴が大きく、いちごのように凸凹している

いちご鼻と呼ばれる鼻

いちご鼻には、角栓がたくさんあって、さらに黒ずんだ角栓もたくさんあって毛穴サイズの大きな開き毛穴もたくさんあるため

いちご鼻=角栓詰まり毛穴+凹みサイズ大の開き毛穴

ということがわかります。

つまり、毛穴モンスター「いちご鼻」は目立つ毛穴の集合体なのです。

毛穴が詰まる・開く原因

毛穴モンスター「いちご鼻」誕生のきっかけは男性ホルモンの過剰分泌にあります。

男性ホルモンは皮脂分泌を促進したり、角質層を厚くする(角化亢進)作用があり、その結果、毛穴に①~③の現象をもたらします。

  • 角質層が厚くなる→毛穴の出口が狭くなる→古くなった角質が剥がれ落ちない角栓形成角栓詰まり毛穴の完成
  • 角栓形成→皮脂の排泄阻害アクネ菌増殖炎症(ニキビ)→毛穴まわりの皮膚が炎症(ニキビ)の影響を受けてダメージを負う→角質層形成機能の衰退→毛穴まわりがすり鉢状にくぼむ開き毛穴の完成
  • 過剰な皮脂分泌→毛穴まわりの皮膚を刺激→角質層がダメージを負う→角質層形成機能の衰退→毛穴まわりがすり鉢状にくぼむ開き毛穴の完成

①~③を簡略図で示します。

毛穴が詰まる・開く経緯

こういった毛穴事情は、男性ホルモン分泌が活性化する思春期から増発します。

そして思春期以降、毛穴が繰り返し皮脂やニキビによる炎症のダメージを受けることにより、毛穴まわりの角質層形成機能の衰退が激しくなり、毛穴の凹みはどんどんと大きくなり、目立つ毛穴へと発展していくのです。

角栓詰まり毛穴と開き毛穴の詳細図

毛穴の詰まり・開きを促進させる行為

人間には毛穴があります。だからホルモン分泌が活発化する思春期には皆平等に角栓ができます。皮脂分泌も過剰になされます。

毛穴モンスター「いちご鼻」の根源は角栓と皮脂分泌であり、産みの親は「男性ホルモン」であることはわかりました。

では、みな平等に思春期に毛穴悩みが発生するかといえば、そうではありません。

思春期に男性ホルモン分泌がどれほど活発化するかは個人差があるからです。男性ホルモンの分泌活性が高い人ほど、ニキビが好発し、皮脂過剰になり、角栓ができやすくなります。だから、思春期以降、毛穴の目立ちに悩むか否かは思春期にいかに毛穴がダメージを受け続けたかによってある程度決まります。

でも、いくら思春期にニキビや皮脂や角栓に悩んだとしても、大人になり美肌を取り戻している女性はたくさんいます。

つまり、毛穴が目立ちやすくなるのは男性ホルモンの分泌量に影響されますが、いちご鼻になる人とならない人の違いは他にあるということです!!

実は、毛穴モンスターには、育ての親が存在するのです。

育ての親がせっせと毛穴モンスターを成長させてしまうような行為を続けることで、立派な「いちご鼻」が出来上がるのです。

そして、その育ての親…それは、あなた自身なのです!!

ガガガガーーーーーン!!!

あなたは角栓が産まれてくるたびに、あれやこれやと角栓詰まり毛穴に手をかけ続け、また湧き出てくるテカリの原因の皮脂に過剰反応して皮脂を取っ払おうと躍起になってしまった結果、その毛穴たちはより立派な目立つ毛穴に昇格してしまったのです。

毛穴が詰まる・開く経緯において、開き毛穴を促進させるNG行為

あれやこれやは、上図のとおり。

あなたにこんな心当たりはありませんか??

  • 鼻の角栓を見るとつい指で押し出したり毛穴パックで根こそぎ取ったりしてしまう。
  • 角栓除去に効果があると言われることはとりあえず何でも試す!(オロナイン、オリーブオイル、コメドプッシャー、スクラブ洗顔etc.)
  • ニキビで腫れあがった部分を指で潰して膿を出していた
  • ニキビケアしたくて色々試していたら、ニキビがつぶれてしまうことがよくあった。
  • テカり防止のために、1日何度も洗顔していた。
  • 油っぽいのは皮脂だけで十分だから、スキンケアは化粧水オンリー!つけても美容液くらい。
  • 皮脂対策のためにスキンケアはさっぱりタイプで統一

等々、これらが、毛穴モンスターいちご鼻ばっちこい行為

毛穴まわりの皮膚を傷めつけて角質層機能衰退を招き、どんどんと毛穴まわりがくぼみ、凹みの大きな開き毛穴に発展する行為だったのです!!

いちご鼻に発展する毛穴ケアNG行為

いちご鼻になる原因

開き毛穴、詰まり毛穴ができる原因は、男性ホルモンの分泌による角化促進および皮脂分泌促進ですが、いちご鼻にまで毛穴の開きを発展させる大きな原因は以下の人的行為です。

  • 洗顔をし過ぎる
  • 角栓を取り過ぎる
  • ニキビをつぶす
  • 水分&油分補給が足りない
  • 洗顔を怠る

では、これらがどれほど大きないちご鼻の原因となる行為であるか、解説していきます。

いちご鼻になる原因①:洗顔をし過ぎる

洗顔のし過ぎは毛穴の目立つ肌になる原因のひとつです。

皮脂分泌が過剰だったり、ニキビに悩んでいたりすると、皮脂分泌を抑えたい気持ちと皮膚を清潔に保ちたい気持ちが湧きあがり、ついつい過剰に洗顔してしまうものです。

ですが、洗顔することにより皮脂を洗い流すと同時に本来お肌に必要なうるおい成分(NMFやセラミド等)も洗い流されてしまいます。そうなると、角質層はうるおい不足に陥り、ターンオーバーが乱れ、質の悪い角質細胞が急増して、結果、うるおい保持能力の低い角質層が出来上がります。

それらは水分保持できなくて硬い角質層の集まりのため、肌に柔軟性がなくなり、キメを乱し、毛穴を隠すこともできなくなります。結果、本来角質層のふくらみで隠されている毛穴が丸見えになってしまうのです。

いちご鼻になる原因②:角栓を取り過ぎる

無理な角質除去は凹み毛穴を産み出す元凶です。

Tゾーンの毛穴は脂腺性毛包と言って、他の毛穴に比べると大きく短いため皮脂の分泌効率が悪く、毛穴の中に溜まりやすい特徴があります。また皮脂分泌も活発な毛穴のため、Tゾーンは必然的に角栓ができやすい毛穴です。

でも、角栓は常に産まれては排出され…を繰り返しているのです。それを指や角栓除去グッズの物理的な力で無理に押し出してしたり引っこ抜いたりすると、角栓は取れますが、力が加わった毛穴まわりの角質層は損傷します。

そんなことを繰り返しているうちに、毛穴まわりの皮膚のターンオーバーは乱れすぎてしまい、本来の角質層形成機能を持てなくなった皮膚になってしまいます。そうして、すり鉢状にくぼんだ開き毛穴が出来上がるのです。

いちご鼻になる原因③:ニキビをつぶす

ニキビとは、毛穴の炎症です。炎症が起きている皮膚は弱っています。そんな皮膚に対して膿を出すために指で押し出したり、ピンセットでいじったりなんかしたら、皮膚が更なるダメージを受けてさらに弱ってしまいます。そうなると、たとえ炎症が治まったとしても、皮膚自身のダメージが大きすぎてなかなか回復しません。そして回復しないまま、そこにまた角栓ができて炎症が起きてニキビとなり、また指などでいじくり、さらなるダメージを皮膚に与えるのです。

そんな自虐行為を続けることで、本来の角質層は失われ、凹みの大きな開き毛穴へと進んでしまうのです。

いちご鼻になる原因④:水分&油分補給が足りない

皮脂分泌が過剰な時は、どうしてもべたべたしたものを避けたくなります。たしかに、油分を与えるとニキビに発展することもあるのですが、たくさん洗顔して油分もうるおい成分も存分に洗い流しているのに、それを補給しないというのは肌を枯らす行為です。

肌が枯れるとターンオーバーが乱れます。そうなると、質の悪い角質細胞が産まれてしまうので、最終的にはうるおい保持機能が低い角質層が出来上がり、毛穴が目立つ肌なります。

また、開き毛穴には水分&油分補給が必要なのにもかかわらず、それを与えないという行為は、開き毛穴をますます悪化させる原因になるというわけです。

いちご鼻になる原因⑤:洗顔を怠る

洗顔を怠る行為は角栓詰まり毛穴を悪化させる最大の原因です。

洗顔し過ぎるのもダメなのですが、洗顔を怠ることも洗顔し過ぎと同じくらい、肌にダメージを与えます。一日活動した肌には、メイクだけでなく汗も皮脂も大気の汚れもばい菌もたっくさん付着しています。それをそのまま放置して寝てしまったりすると、角栓に汚れが定着してしまい黄ばんだり黒ずんだりします。また、排出されるべき角栓が排出されずに放置されると角栓がより固くなって毛穴に定着してしまい、酸化して黒ずんだり肥大化してしまうのです。

いちご鼻を治す8つの方法

いちご鼻を治したいならば、まずは、上記に挙げたいちご鼻の原因となる5つのNG行動改めればいいわけです。

しかし、それだけでは不十分。

日常生活において+αの心がけをすることがとても重要。

以下がいちご鼻を治すためにしなければいけないことです。

  • 洗顔をし過ぎない
  • 角栓は取らない
  • 水分&油分をしっかり補給する
  • 毎日入浴する
  • UVケアを欠かさない
  • 寝不足が続く生活をしない
  • バランスのとれた食生活を送る
  • ストレスをため込まない

では、ひとつずつ詳しく解説していきます。

いちご鼻を治す方法①:洗顔をし過ぎない

洗顔は1日1回、夜だけで大丈夫です。朝はぬるま湯のみで洗いましょう。

洗いすぎは肌の乾燥を引き起こしてしまい、毛穴の目立ちを助長させてしまいます。でも洗顔不足は角栓詰まり毛穴を増幅させてしまうので、夜の洗顔はたっぷりの泡で優しくきちんとお顔全体を洗顔してあげましょう。

いちご鼻を治す方法②:角栓は取らない

角栓を取ったところで毛穴目立ちはなくなりませんぽっかりと穴が開くだけです。

角栓は時が満ちれば排出されます。毎日少しずつ顔を出してきています。だから無理に取るのはやめてください。皮膚にダメージを与える行為をやめれば、目立つ毛穴は次第に落ち着いてきます。

いちご鼻を治す方法③:水分&油分をしっかり補給する

保湿重視のスキンケアを徹底してください。

洗顔し過ぎ&角栓いじりすぎの毛穴まわりの角質層のダメージは半端ないです。弱った角質層はうるおい保持能力が低下しています。しっかりと保湿してケアしてあげることで、角質層は確実に回復します。

関連記事➤➤

いちご鼻を治す方法④:毎日入浴する

38~40℃の湯船に10分程度浸かってください。

皮膚は水分を吸ってふやけます。毛穴まわりの皮膚もふやけます。そうすると、カチンコチンに固まって毛穴出口を塞いでいた角栓が、皮脂の排出とともに排出されやすくなります。やわらかくなった皮膚を洗顔することで角栓を無理なく押し出すこともできます。入浴は角栓詰まり毛穴には非常に有効です。

関連記事➤➤
たったの2ステップで毛穴の詰まりは解消できます!

いちご鼻を治す方法⑤:UVケアを欠かさない

毛穴まわりの皮膚は毎日しっかり化粧下地を使ってUVケアするのがベストです。

毛穴まわりのダメージを受けた皮膚は弱っているため、紫外線の影響を強く受けてしまいシミができる場合があります。毛穴まわりが色素沈着することで毛穴が黒ずんでしまい、より毛穴が目立ってしまうのでUVケアを欠かしてはいけません。

関連記事➤➤

いちご鼻を治す方法⑥:寝不足が続く生活をしない

痛んだ肌の細胞の修復は睡眠中に行われます。

睡眠が足りないと、肌の修復が間に合わず、どんどんと肌状態が悪化していきます。

毛穴まわりのダメージ皮膚には睡眠がとても効果的です。

いちご鼻を治す方法⑦:バランスのとれた食生活を送る

身体にいい食べ物は肌にもいいです。

摂取した栄養分は体内に吸収された後に血液を通って肌の細胞にまで栄養が届けられます。栄養バランスが整っていれば、自然に肌の調子も良くなってきます。毎日のきちんとした食事、非常に大切です。

関連記事➤➤

いちご鼻を治す方法⑧:ストレスをため込まない

ストレスのない生活を送ることは難しいですが、いちご鼻を治すためにはストレスをため込まないように工夫することが必要です。

ストレスにより男性ホルモンが分泌されます。これはストレスに負けないための防御反応なのですが、これにより、角栓形成と皮脂分泌が促進されてしまいます。

思いっきり大声で歌を歌う、アロマオイルで気分を和らげる、ふて寝する等、あなた自身のストレス解消法を見つけて実践することができれば、毛穴問題に悩むことも減ってくるはずです。

関連記事➤➤
免疫力=美肌力?!即効美肌の道は免疫力にあり!!

さいごに

鏡を見るたびに嫌になるいちご鼻ですが、これを機に、じっくりといちご鼻を治していきましょう。

いちご鼻を治すためには、ダメージを受けた毛穴まわりの皮膚を元の状態に戻してあげなければなりません。何年もかけて痛めつけてきた毛穴が、そんな簡単に治るわけがありません。じっくりと1~2年かけて地道に角質層をいたわるケアを続けることで、必ず、目立つ毛穴は小さくなります。

しかし「角質層をいたわるケア」と言っても、特別何をしているわけでもありません。

適切なスキンケアと身体に良い生活習慣を続けるだけです。

お金をかける必要はありません。

しっかりと時間をかけてください。

継続は力なり。

美肌は1日にしてならず。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする