「ぼかしONぼかし」で毛穴が消える？！目立つ毛穴専用メイクの方法教えます。

☑毛穴にファンデーションが埋まって、余計に毛穴が目立つ！

☑毛穴を隠そうときれいにメイクするとどうしてもナチュラル感がなくなる！

☑毛穴部分だけメイク崩れが激しい！なんとかならないの？？

女性たるもの毎日のメイクは必須ですよね。
でも、毛穴まわりだけがどうもうまく隠しきれず、露わな姿を露呈してしまう…

毛穴メイクあるあるです。

毛穴は『隠す』ものではございません。

毛穴は『ぼかす』だけでいいんです。

1 メイクで毛穴が余計に目立つ理由
2 毛穴専用メイクとは？？
- 2.1 一体感を演出する
- 2.2 ぼかしの技術を使う
3 目立つ毛穴を『ぼかす』方法
4 ぼかしメイクマスターが美肌への近道です。
5 目立つ毛穴専用メイクの方法（まとめ）

メイクで毛穴が余計に目立つ理由

メイクをすることにより、隠したいはずの毛穴がより毛穴感を主張してしまうアレ。

それは、ズバリ！

目立つ毛穴部分にも、お顔全体と同じメイクを施しているからです。

まぶたにはアイシャドー。
唇には口紅。
頬にはチーク。

やっていますよね？？
美しく魅せるために。

では、なぜ、目立つ毛穴には『専用』メイクを施さないのでしょうか。

目立つ毛穴は大きくくぼんでいるか、詰まっているか、周辺皮膚が荒れています。
毛穴は皮膚の付属器とはいえ、その他の部分の皮膚とは大きく形態が異なります。

整備された道路の上を普通に歩いていて、マンホールの蓋が開いていたら落ちます。
氷が張っていたら滑ります。
地面がひび割れていたらつまずきます。

歩きにくい部分をまずは、歩きやすいように整地してあげなくてはなりません。

しかしここで、突貫工事のように
全部一気にアスファルトを流し込んでしまえ～！
みたいなことをしてしまってはいけません。

うまく流し込めなかった場合は、余計に凸凹になります。
流しすぎた場合は、アスファルト層が分厚くなりすぎます。

肌も同じ。

顔全体に同じような処理を施した場合。
余計に毛穴が目立ってしまったり、オペラ座の怪人ファントムのような「厚塗り仮面女子」になってしまうわけです。

毛穴専用メイクとは？？

『専用』とはいえ、隠すために施してはいけません。
『ぼかす』ために施すのです。

毛穴を『ぼかし』て、あたかも毛穴のないようなお肌を演出することが大切です。

一体感を演出する

いかにして、目立つ毛穴のないその他の肌と毛穴を一体化させるのか。

この『一体感』こそが、お顔を美しく魅せる技です。

しかし！
『一体感』を獲るためには、決して『隠蔽』してはなりません。

毛穴を肌と同じように扱って、ファンデーションやＢＢクリームなどで覆わないでください。
そうすると、毛穴部分の凹凸が際立ったり、時間経過とともに毛穴にだけファンデーションがたまってしまう毛穴落ちなどが発生してしまいます。

毛穴まわりは思っている以上に凹凸しています。
隠そうとすればするほど目立ってしまいます。
だから『一体化』したように見せる『ぼかす』技術で『一体感』を演出しなければなりません。

ぼかしの技術を使う

よく耳にする『ソフトフォーカス』というワード。
コレがまさにぼかしの技術です。

写真加工アプリなどで『美人モード』や『美肌モード』などがそれにあたります。
被写体のシャープさを、にじませてぼかす加工です。

その加工によって、凹凸や色むらがぼやけます。
そうすると柔らかいイメージに仕上がり、若々しく優しく見えるようになるのです。

焦点をずらす意味でカメラのレンズ分野で使われる『ソフトフォーカス』という言葉。

これはメイクアップでもよく聞くワード。
『ソフトフォーカス効果でマイナス5歳肌』などの使われ方をしています。

メイクの場合のソフトフォーカスは。
『光を分散させる』という意味合いで常用されています。

光が分散すると、見る側からすると境界があいまいになります。

プールに張られた水面を思い浮かべて見てください。

水の流れがなければ、透き通ってプールの底がはっきり目で見れます。

しかし、水をかき混ぜるなどして動きを出すと、水面で太陽の光をあちこち反射して、底が見えなくなります。

まさにこれが光の分散です。

だから、目立つ毛穴も、ソフトフォーカス（光を分散）させることで、見えなくなるのです。

さあ。
あなたも今日から『ぼかす』技術で、自分の目も、人の目も、錯覚化させてください。

目立つ毛穴を『ぼかす』方法

目立つ毛穴をソフトフォーカスさせるには。
毛穴とその周辺に細かな凹凸をつくればいいわけです。

そうすれば、その細かな凹凸が光をあちこちに飛ばしてくれます。
その結果、『毛穴』という存在をぼかすことができるのです。

細かな凹凸を作る

簡単に書きましたが…
『細かな凹凸』を作り上げるなんて、実際は、至難の業です。

肌表面のキメが整っている場合は、キメが規則正しく凹凸を作り出します。
それにより、肌が美しく見えるのです。

キメが整っていて美しく見える肌は、いわば天然のソフトフォーカス（光の分散）です。

でも。

乾燥で肌荒れしている
毛穴が開いている

といった肌はキメが整っていません。
つまり、お肌が光を上手に分散することができません。
だから、お肌のアラが目立ってしまうのです。

お肌をキレイに見せるためには。
スキンケアで素肌のキメを整えることがまず一番大切。

他には。
メイクで人工的に細かな凹凸を作ることができます。

メイク商品には、基本的に色がついています。
キラキラしたパールとか入っているものもあります。
これらはすべて『顔料』と呼ばれる粉です。
光をキレイに分散してくれる顔料を配合した商品を使うこと。
これが、お肌のアラを上手にぼかす技です。

スキンケア

なによりもまず！
毎日の素肌ケアが大切です。

日々のスキンケアで、肌のキメをしっかり整えておきましょう。

キメを整えるためにはやっぱり「高保湿」。
お肌の奥までしっかりと潤う商品を惜しみなく使ってケアしてください。

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スキンケアの方法も大切➤➤

化粧下地

十分にスキンケアしてお肌が潤った後は。
目立つ毛穴をその他の皮膚と同等レベルにするために、整地をしてあげましょう。
整地に使用するのは化粧下地です。

化粧下地のチョイスが重要！

どんな下地を選ぶかで、明暗が分かれます。
一番大事なのは隠蔽体質からの脱却です。

カバー力の高い肌色のついた化粧下地は完全にアウトです。

確かに毛穴は埋まります。
しかし、時間経過とともに化粧がはげた場合。
毛穴の中だけはしっかりカバーされたまま色づいたまま残ってしまいます。
これは「毛穴落ち」と呼ばれる現象。

これでは結局、毛穴を目立たせることになります。

だから！
隠さないでぼかすんです。

化粧下地を選ぶポイントは以下の３つ

薄付き
細かなきらめきを放っている
なめらかな仕上がり

薄付きが最大のポイントです。
色で隠ぺいしてはいけません。

ポイント２つめは。
「きらめき」でぼかすのが大切！
細かなパール顔料が配合された化粧下地は光をたくさん反射してくれます。

ポイント3つめは「なめらかな仕上がり」。
どんな仕上がりか具体的に書くと
「きしむわけでもなく、つっかかるわけでもなく、お肌が薄いヴェールをまとったような」
仕上がりです。

「なめらかに仕上がる」ということは、肌の潤滑性が向上している証拠。
これは、まるでキメの整った肌のような均一性の現れなのです。
「人工の肌」ながらにして、天然の「ソフトフォーカス肌(光を反射する肌）」かのような、目の錯覚が起きるのです。

パール配合化粧下地の威力

「きらめき」でぼかす技術を確認していきましょう。

比較に使うメイク商品は以下のとおり。

【Ａ】目立つ毛穴に適した化粧下地
【Ｂ】ハイライト用として販売されている化粧下地
【Ｃ】マットタイプのＢＢクリーム

伸ばしたらこうなります。

拡大してそれぞれのキメの凹凸のぼけ具合を確認してみましょう。

写真のとおり
【A】が一番ぼやけて見えます。

これが「ソフトフォーカス」です。

細やかなパールが配合されているため、きらめきで光を分散させています。
その結果、見事に凹凸をぼかしてくれています。

色々な化粧下地を手に取って見比べれば、誰でも違いはすぐにわかります。

化粧下地を侮ってはなりません！
ぼかし理論に見合った下地チョイス、やる価値大ありです！

コレがおすすめの化粧下地！

エルシアプラチナム／肌色コントロール化粧下地
30ｇ650円（税抜）

[出典：ＥＬＳＩＡ]

パープル・ベージュ・グリーンの3色展開でお肌悩みに合わせて色をチョイスできる肌色コントロール下地です。
そして、3色ともに細かなパールが配合されていて光を上手にコントロールしてくれるので、肌色補正だけでなく、毛穴ぼかし効果も抜群です。
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ファンデーションorルースパウダー

仕上げは化粧下地の上に重ねる顔料です。

一般的には、化粧下地の次はファンデーションです。

ただし。
ファンデーションを毛穴専用で購入するのはコスパが悪いです。

これは、お顔全体のファンデーションを使いましょう。

※ちなみにリキッドファンデーションはカバー力に優れているため、ぼかしメイクにふさわしくありませんので使用しません。

使い方が肝心！

ぼかすために、きらめき下地できれいに整地した部分。
その部分を、ファンデーションで『隠蔽』してはいけません。
『ぼかしONぼかし』です。

ルースパウダーの場合

パフを使って、優しく丁寧に化粧下地の上に乗せてください。

化粧下地で整地した毛穴まわりにルースパウダーを乗せる。
そうすることで、さらにきめ細かい凹凸が生まれ『ぼかしONぼかし』が完成します。

パウダーファンデーションの場合

目立つ毛穴まわりには。
大きめの軟らかなブラシを使って、フワッと乗せてください。
付属のパフは使用しないでください。

パフとブラシを使い分ける理由

ルースパウダーには油分がほとんど含まれていません。
粉オンリーです。
まさに小麦粉状態。
パッサパッサのフッワフワです。
だから、フィット感に欠けるのです。

ルースパウダーは、パフを使って、優しく押さえて、化粧下地にしっかりとフィットさせてあげましょう。

そうすることで初めて。
凹凸のない均一な肌を演出できます。

一方のパウダーファンデーション。
こちらは、粉同士を密着させるためとか、お肌の滑り性を良くするためとか保湿効果を出すためとかの目的で、一般的に、油性成分が10～20％程度含まれています。
つまり。
粉と油が混ざっている状態。
粉同士のくっつきが強いのです。

だから。
パウダーファンデは、付属のパフを使用すると、毛穴まわり粉が密着しすぎてしまいます。
そうなると、ぼかしON隠蔽になってしまい、本末転倒。

ぼかしONぼかしのためには。
パウダーファンデはブラシで軽く乗せるのがベストです。

ポイントは『ふんわり』

「ふんわり」ルースパウダーは、パフで押さえてしっかりフィット
パウダーファンデーションは、ブラシで「ふんわり」くらいがベスト

ルースパウダーは。
ブラシだと付きが軽すぎるから、毛穴をぽかしきれません。

パウダーファンデーションは。
付属のパフだと、毛穴まわりに余分な粉が付きすぎて『隠蔽』寄りになってしまいます。

重ねる粉の種類によって、重ねるために使用する道具を使い分けてください。

ぼかしメイク番外編―お直し方法

『ぼかしONぼかし』技でみごと錯覚化に成功したとしても。
化粧崩れというものは時間に比例して起こる現象です。

毛穴まわりの崩れは

皮脂浮き
ヨレ
ハゲ

などです。

皮脂浮きの場合は。
余分な皮脂部分に優しくティッシュをかぶせて皮脂を吸い取ってください。
その後、指を使って、まわりのファンデーションを馴染ませてください。
最後はパウダーをON。

ヨレの場合も同じく。
指で馴染ませてパウダーON。

完全にハゲてしまっている場合は、慎重に化粧下地をつける所から。
土台作りからやり直してください。
上手く『ぼかしONぼかし』を再建できれば、はげてない部分との境界もぼかせているはずです。

ぼかしメイクマスターが美肌への近道です。

美肌に見せることができるソフトフォーカス性に優れた顔料の開発というのは、各社力を入れています。
そりゃそうですよね。
優れた粉か否かでメイクの仕上がりに差がでますから。

しかし。
ソフトフォーカスするだけでは商品の価値は生み出せません。

購買する側としては、ソフトフォーカスするという機能性はもちろんのこと、UVカット効果が高いとか、皮脂浮きしにくいとか、伸ばしやすいとか、他の機能や使用感も全部ひっくるめて『コレがいい！』って決める訳です。

つまり。
肌質や好みで『良い商品』も変わるのです。

各社当然みな『良い商品』の開発しかしていません。

だから、肌を美しく魅せる理論とかメイクのコツとかを習得さえすれば、ある程度どんな商品でも美しく魅せることは可能です。
毛穴を隠せる商品を探し求めるのはもうやめにして、一日でも早く美肌に見せるぼかしメイクの方法をマスターしましょう。

最初はなかなか『ぼかす』のが難しいかもしれません。
しかしトライ＆エラーを繰り返すことで必ずコツをつかめます。

美肌は一日にしてならず！

目立つ毛穴専用メイクの方法（まとめ）

薄付き＆細やかなきらめきを放つ化粧下地をチョイス！
パウダーファンデーションを軟らかブラシで『ふんわり』ON！もしくは『ふんわり』ルースパウダーをパフでやさしく丁寧にON！

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目立つ毛穴専用メイクのキーワード

薄付き下地とパウダーで

ぼかしONぼかし

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