美肌になる食べ物をお探しのあなた。そんなあなたにおススメしたいのが「免疫力を高める」食べ物です!!
免疫力が高まるとどんないいことがあると思いますか??
免疫力の高まりで、冷え性が改善されたり、風邪などにかかりにくい身体になります。
「免疫」って聞くと、「病気」や「健康」を連想すると思いますが、実は「美容」にも結び付けて考えて欲しい重要なワードなのです。
風邪などで体調を崩すとお肌がガサガサ、吹き出物がブツブツ・・・といったことは誰しもが経験済みのはず。
そうです。免疫力の低下は病気のみならず、肌の不調につながってしまうのです。
つまり免疫力を高めれば、肌もキレイになるのです。
そして、免疫力は食べ物で高めることができるのです。
免疫力を高める食べ物を積極的に食べて即効美肌を手に入れてください!!
こんにちは。
美の追究に日夜励んでいる2児の母YOU-MIXです。
早速結論ですが。
免疫力=美肌力。
オーバーな表現でもなんでもありません。
美肌を目指すならば、「免疫」についてもしっかり学ばなければなりません。
まいりましょう。
免疫ワールドへ。
免疫の話
「免疫」とは、自分自身の身体に異常をもたらすとみなした物質を攻撃し、さらに排除して、自分を守ろうとする防御機能のことを言います。
いきなり、なんのこっちゃ??ですね。
私たちの身体は、ウイルスなどの外敵や体内で発生するがん細胞などに日々脅かされています。こうした脅威から守るためのチカラ、それが「免疫力」なんです。
風邪や病気を防いでくれることはもちろん、同じ病気を繰り返しにくくなったり、疲れにくくなったりというのも、免疫力の働きによるものです。
職場などで季節性の風邪が流行っていても、それに毎回のように感染する人や、逆に全く感染しない人っていますよね?その違いは、手洗いうがいの励行の差などもあるでしょうが、何よりも、各人の持つ「免疫力」の違いが一番大きいです。
免疫力の高い人は、病気と無縁です。
免疫力は、私たちの身体を24時間守ってくれる、まさにボディガードのような存在です。
「免疫力」を作っているのは何者?!
身体は細胞の塊。「免疫力」もまた、免疫細胞という細胞の働きによりもたらされるチカラです。免疫細胞の正体は血液中に含まれる白血球のこと。血液を通じて全身をくまなくパトロールしています。
免疫細胞は大きく分けると、「外敵を発見し、その情報を伝達する」司令塔の単球(マクロファージ)、「外敵を攻撃する」戦闘部隊の顆粒球、リンパ球の3つで構成されています。
顆粒球は細菌や死んだ細胞などの大型粒子を摂取して消化(分解・処理)する力が強く、細菌を加水分解酵素や活性酸素を放出して殺菌処理して討ち死にし、自身は膿となって体外に出ていきます。攻撃の際に放出する活性酸素が細胞に炎症のダメージを与えるために、化膿性炎症となります。専門用語ではこれを「自然免疫」と呼びます。
逆に、リンパ球は細菌よりももっと小さい異物(ウイルスだったり、消化酵素で分断された他の動物や植物の蛋白)を処理する白血球です。リンパ球の場合は消化能ではなく、小さい異物をこれにくっつけて認識する機能があります。攻撃した情報を残す能力があるため、小さい異物の情報を取得すると2度目以降の侵入では感染しなかったり、感染しても軽度で済みます。専門用語ではこれを「獲得免疫」と呼びます。予防接種もこの「獲得免疫」によって病気を未然に防いでいます。一般的に言われる「免疫がつく」とはリンパ球のことを指します。
これら免疫細胞たちは、白血球として血液循環により全身をパトロールしているのですが、それはほんの一部であり、実は、60~70%の免疫細胞が集中的に腸に存在しています。
腸に免疫細胞が集中しているのは、腸が栄養を吸収する場所であり、大量の食品成分を取り込む場所だから。大量の成分を取り込むと病原菌などの不必要な成分も入ってくるため、強固な警備体制が敷かれているのです。
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そんなアルソック的な腸の免疫細胞でも十分に活性化しない場合があります。
「免疫力」が働かない原因
免疫細胞は自律神経によって働きを支配されているため、自律神経が乱れるような環境においては免疫細胞の活動が乱れてしまい、結果、免疫力が低下することになります。
自律神経とは消化吸収、排せつなどの生理活動を調整する生まれつき備わった神経システムです。
「労働、闘争、運動、興奮、緊張感、恐怖感、危機感」などの時に働き、脳や体を効率的に動かすのに適した状態にする神経が交感神経、「休む、眠る、くつろぐ、内臓が動いている時、安心感を覚える、身体の修復」などの安静時によく働く副交感神経があり、この2つのバランスが崩れると自律神経が乱れてしまいます。
自律神経が乱れる最大の原因はストレスです。
肉体的・精神的に無理をしすぎることでストレスがたまり交感神経優位になり、その状態が続くと血管が過度に収縮して血行が悪くなり、低体温を招きます。
体温が下がり血流が悪くなると免疫細胞の循環も悪くなるため、強固な警備体制が崩れてしまい、病気に感染しやすくなってしまいます。
免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃程度と言われています。免疫力は体温が1℃下がると30%低下し、逆に1℃上がると一時的には最大5~6倍UPするとも言われ、体温を上げることの重要性がよくわかります。
また、交感神経は消化吸収機能を抑える働きがあるため、交感神経優位状態が続くと、食欲が落ちて栄養分を吸収できない状態が続き、結果、体調を崩すことにつながります。
さらに、交感神経が優位な状態では、免疫細胞の顆粒球が増えすぎてしまいます。この顆粒球が暴走することにより、普段は攻撃を加えないような皮膚常在菌に対して化膿性の炎症を引き起こします。これが皮膚で起きるといわゆる「大人ニキビ」として現れてきます。
寿命は1日程度で暴走した顆粒球が死滅する際に活性酸素を放出します。殺菌作用のために。
この無駄に起きる殺菌作用で発生した活性酸素により、組織破壊が進んでしまいます。
肌に関する組織破壊はコラーゲン繊維の破壊です。
この破壊により、たるみやしわといった老化現象が起き、活性酸素から細胞を守るためにメラノサイトがメラニン色素を過剰産生することでシミやくすみを引き起こします。結果、肌の老化に発展してしまうのです。
「免疫力」を高めるためには??
自律神経のバランスをとることが最大のポイントです。
ストレス社会の中ではなかなか難しいことですが、できる限り疲労をため込まず、しっかり休息することが大切です。
そして、自律神経のバランスをとるためには、実は食事も非常に大切です。
腸内細菌の善玉菌が腸内を酸性に保つことで、外部から侵入した病原性細菌が腸内で増殖するのを防止する感染防御の役割を果たすことは以前から知られていたことですが、近年、腸内細菌の存在により人の免疫システムが発達することが明らかになり、腸内細菌が免疫の鍵を握るひとつの重要な因子であると注目を浴びるようになりました。
少し詳しく説明すると…
- 免疫細胞は善玉菌の成分と結合することで活性化する。
- 腸内細菌がリンパ球の防衛力を高める訓練をする。
- 腸内細菌が免疫過剰反応(アレルギー反応)を抑制する。
など、様々な研究結果が報告されています。
だから、腸内細菌を意識した食事を心掛けることで、免疫力を高めることができるのです。
免疫力を高める食べ物はヨーグルト、チーズ、納豆、キムチなどの発酵食品、食物繊維、オリゴ糖です。これらを積極的に摂取して、免疫細胞を元気にしてあげましょう。
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さいごに
免疫力が低下することで、体内に過剰な活性酸素が発生してしまいます。
これにより肌組織が破壊され、老化が進行してしまいます。
免疫力を低下させないことが、美肌を保つ秘訣です。
免疫力低下の原因は、働きすぎ・悩みすぎ・薬の飲みすぎだと言われています。
これらはすべて交感神経の過度の緊張を引き起こしてしまうからです。。
自律神経の乱れを整えて、免疫力を高めるために、心穏やかな生活を心掛けてください。
多忙でストレスを抱えている場合は、せめて以下のことに気を付けてみてください。
- 体を温めて血行不良を改善する。(軽い運動、入浴など)
- 深呼吸をして心を落ち着かせる。
- ゆっくりと食事をする時間をとる。この時に腸内細菌を意識した食事メニューを!
- とにかく寝る。これでリセット!短時間でも効果絶大です。
「イライラしているとしわが増える」のはまぎれもない事実です。
いつまでも若々しくあるために、まずはリラックス!!
美肌は1日にしてならず!