乾燥肌を引き寄せる5個の悪習慣と10個の改善策~原因と対策~

加齢とともにお肌は乾燥しがちになります。
これは、お肌の水分保持能力が低下するため。
でも。
お肌が乾燥するのは「加齢」のせいだけではありません。

毎日の生活の中に、乾燥肌を引き寄せる原因が潜んでいるのです。
実はわざわざ、乾燥肌になるような行為を日常的にしてしまっている可能性がっっ!

知らず知らずのうちに、あなたのお肌から水分がどんどん逃げて行ってしまっているかもしれません。

最近お肌が乾燥しがちでハリがないのを、季節や年齢のせいにしていたら、ますますお肌は乾燥していき、化粧ノリが悪くなり、しわやくすみが助長され、年齢以上の老けた顔になってしまいます!!

乾燥肌をもたらす原因を知ってしっかりと乾燥対策を行えば、お肌にうるおいと透明感は戻ってきます。
乾燥肌を引き寄せるような生活を送っていないか、一度、振り返ってみましょう。

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乾燥肌を引き寄せる5つの悪習慣

皮膚内部には天然保湿因子(NMF)という角層を保湿する機能を持った成分が存在します。

しかし、このNMF成分は加齢とともに産生能が低下します。

成分数が少なくなることで、角層に水分を保持するチカラが衰えてしまいます。

その結果、乾燥肌をもたらすことになるのです。

これが、加齢とともに乾燥肌になる最大の原因です。

でも!
乾燥肌になるのは加齢だけが原因ではありません!

むしろ日常生活の中の悪い習慣により、お肌の乾燥を加速化させてしまっている可能性があります。

その悪い習慣とは以下の5つ。

  1. 洗顔し過ぎる傾向にある
  2. 夏にスキンケアを怠りがち
  3. UVケアを怠りがち
  4. 睡眠が不足しがち
  5. バランスの悪い食生活になりがち

これら5つの悪い習慣を改善できれば、あなたのその乾燥しがちなお肌にハリとうるおいは戻ってきます!

では乾燥肌を引き寄せる原因を詳しく解説していきましょう。

乾燥肌になる原因①:洗顔し過ぎる傾向にある

あなたは

  • 1日何回
  • どんな洗顔アイテムで

顔を洗う行為を行っていますか??

以下の項目で、当てはまる洗顔行為があるか確認してください。

◆◆◆洗顔しすぎチェック項目◆◆◆

朝晩1日2回、洗顔フォームを使って洗顔している。

□洗顔フォームはあまり泡立てないまま、ゴシゴシ洗っている。

□洗顔フォームをしっかり泡立てて、泡パック洗顔をしている。

□洗顔フォームをしっかり泡立てて、入念に時間をかけて優しく洗っている。

□肌に優しい固形石鹸をしっかり泡立てて、入念に時間をかけて優しく洗っている。

□角質クリア効果を狙って、スクラブ剤入りの洗顔で洗っている。

□メイククレンジングは、クレンジングオイルに限る!!

□メイククレンジングは、拭き取りクレンジングシートを使っている。

あなたの洗顔行為で
当てはまる項目はいくつありましたか?

もし。
ひとつでも当てはまるのであれば!
あなたはもう乾燥肌コースに迷い込んできています。

今すぐ当てはまった項目を改善してください!!

では。
乾燥肌を引き寄せる洗顔悪習慣とは一体、何なのか?
原因を詳しく調べていきましょう。

☑朝晩1日2回、洗顔フォームを使って洗顔している。

これがもうダメです。
30代にもなれば油分分泌は低下しています。

1日2回も洗顔したらお肌の油分を根こそぎ奪い取ってしまい、お肌の水分蒸発が高まるばかりです!!
洗顔フォームを使う洗顔は1日1回で十分です。

洗顔フォームはあまり泡立てないまま、ゴシゴシ洗っている。

ゴシゴシ洗うのは、肌表面を傷つける原因になります。
キメの乱れが生じてお肌の水分蒸発を高めてしまうため、今すぐやめましょう。

☑洗顔フォームをしっかり泡立てて、泡パック洗顔をしている。

洗顔フォームとは、お肌の汚れを落とすことが目的。
しかし同時に、洗浄時に、お肌のうるおいに必要な角質中のNMF成分も持ち去ってしまいます。

泡パック洗顔の時間にもよりますが、お肌にフォームが付着している時間が長ければ、それだけうるおい成分も余分に流れ出てしまいます。
だから、洗顔フォームでパックするというスキンケアは、一歩間違えれば、乾燥肌まっしぐらです。

☑洗顔フォームをしっかり泡立てて、入念に時間をかけて優しく洗っている。

これも上記と同じ理由で、乾燥肌まっしぐらコース。
お肌の汚れを落とすのに30秒以上は時間のかけ過ぎ
うるおい成分持って行かれ過ぎです。

☑肌に優しい固形石鹸をしっかり泡立てて、入念に時間をかけて優しく洗っている。

これも同じ。
固形石鹸だろうと洗顔フォームだろうと、洗浄時間に比例して汚れを落とす成分(界面活性剤)がうるおい成分まで持って行ってしまうのでやめてください。

角質クリア効果を狙って、スクラブ剤入りの洗顔で洗っている。

古い角質を落としたい気持ちはわかります。
しかし、角質を傷つけすぎると、うるおい成分も流れやすくなります。
そうなると、乾燥肌行きは免れません。
無理に角質を剥がすのはやめてください。

☑メイククレンジングは、クレンジングオイルに限る!!

クレンジングオイルは洗浄力が非常に高いです。
つまり、うるおい成分も持って行ってしまいます。
洗浄力の高さ=乾燥肌への片道切符であることをお忘れなく。

☑メイククレンジングは、拭き取りクレンジングシートを使っている。

シートは便利ですが、肌表面をこすることになり、チカラ加減を間違えれば、角質に傷がつく可能性が高いです。
角質をキズモノにした代償は「乾燥」であることを、肝に銘じてください。

乾燥肌になる原因②:夏にスキンケアを怠りがち

気温が上昇する5~9月あたりは、皮膚の乾燥が落ち着くため、スキンケアが油断しがちになる時期です。
また、湿度も気温も高くなるため、ついついべたつくクリームなどを敬遠して、さっぱりとした化粧品を使いたくなる時期。

しかし、この時期にしっかり角質層に油分と水分を補給して、お肌のターンオーバーサイクルを乱さないようにスキンケアしておかないと、10~4月の過酷な乾燥環境にお肌が対応しきれず、どんどんと肌状態が悪化していまいます。

乾燥を感じるようになってから慌てて保湿対策をしても間に合いません。

5~9月の乾燥を感じない時期に、お肌のモイスチャーバランスやターンオーバーを整えておくことが重要なのです。

ターンオーバーの正常な肌とターンオーバーの乱れた肌の違い

乾燥肌スキンケア・ターンオーバー関連記事➤➤

乾燥肌になる原因③:UVケアを怠りがち

紫外線という電磁波に長期間浴び続けた肌は、ハリや弾力を失い、やがて深いしわを形成します。

また、紫外線からお肌を守るためにメラニン色素が肌を黒くするのですが、メラニン色素を作る親元のメラノサイトが異常をきたすとメラニン色素を過剰に作り出してしまい、シミとなって肌表面に現れます。

これらは光老化と言われる、誰もがご存知の肌の老化現象です。

長期間の紫外線暴露による光老化も恐ろしいのですが、日常的に紫外線を浴びることで皮膚は何かしら刺激を感じます

刺激を感じると、元の状態に戻そうという働きにより、角質細胞をたくさん作り出してしまい、結果、ターンオーバーが乱れてしまいます。

ターンオーバーが乱れてしまった肌は乾燥に見舞われます。

UVケアを怠りがちにすると乾燥肌コースに突き進むことになるので、毎日のケアが非常に大切です。

UVケアしながら美肌に♪➤➤

乾燥肌になる原因④:睡眠が不足しがち

「美人は夜つくられる」というフレーズ通り、細胞の修復というものは睡眠時に行われます。つまり。
睡眠時間が短いと、細胞の修復が不完全になるのです。

メンテナンスできてない肌状態が続くと、細胞の質が悪くなります。
その結果、質の悪い角質層が出来上がり、水分保持機能が働かず、水分不足な乾燥肌になるというわけです。

睡眠を侮ってはいけません!

乾燥肌になる原因⑤:バランスの悪い食生活になりがち

通常、食事から摂取した栄養分は、体内に吸収され血液を通して、角質細胞にまで届けられます。

しかし、ダイエットのため極端に食事量を少なくしたり、外食続きだったり、野菜不足だったりした場合は。
お肌に必要な栄養分が足りなくなってしまいます。
その結果、水分保持能力が低い質の悪い角質細胞が集まった乾燥肌になるのです。

だから、いい肌を作るためには。
スキンケアだけでなく食生活にも気を配ってあげることが大切です。

美肌効果を発揮する食べ物はコレ!➤➤

乾燥肌を引き寄せないための10個の対策

乾燥肌になる5つの原因を発生させないような対策を打てば、乾燥肌コースに迷い込むことはありません。
以下の10個の対策をしっかり覚えて、乾燥肌とは無縁の、美肌レディーを目指してください!!

  1. 洗顔は1日1回。夜だけ。
  2. 洗顔はたっぷりの泡で30秒以内で終わらせる。
  3. スクラブ剤入りの洗顔は控える
  4. クレンジングにオイルと拭き取りシートは使用しない
  5. 朝の洗顔は水洗いのみ。
  6. 夏のさっぱりスキンケアや手抜きスキンケアはやめる
  7. 季節問わず保湿を意識したスキンケアを心がける。
  8. 毎日のUVケア欠かさない。
  9. 睡眠不足な生活を控える
  10. 栄養分を考えた食生活を送る。

美肌は1日にしてならず!

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