たったの2ステップで毛穴の詰まりは解消できます!

毛穴の詰まりにお困りのあなた。

毛穴に詰まっている、あの忌まわしき塊は何なの??

鼻のまわりばっかり、毛穴が詰まる原因って??

詰まりを解消するためには、どうしたらいいの??

毛穴に詰まっているあの塊たちに皆様、色々なお悩みを抱えていることでしょう。

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 毛穴に詰まったあの塊は、何者?!

図2

毛穴に詰まっている、あの塊たちは、一体どこから、どうやって、何を理由に、生まれてくるのでしょうか。

その正体を知るために、まずは、毛穴の構造について、勉強しましょう。

毛穴の構造と皮脂の役割

人間の毛器官は

  • 手のひら
  • 足の裏
  • 粘膜を除く全身の皮膚

に存在しており、毛とそれを囲む組織(毛包)から構成されています。

図3

脂腺は、皮脂を産生する器官です。

表皮で汗などの水分と混ざり合って乳化し、脂肪酸を形成して表皮をコーティングします。

この膜はpH4ー6の酸性を示し、殺菌作用を有します。

皮膚表面からの有害物質の侵入と感染を防御するのが、皮脂および脂腺の重要な役割の一つ。
また。
皮脂は皮膚の不感蒸泄の抑制や保湿作用を有し、角層の水分保持に役立っています。

図4

皮脂分泌の活発な毛穴がある。

脂腺の発達した毛穴は、頭部と顔面に主に存在しますが、胸部や上背部、腋窩(わきの下)、陰部(股部)にもあります。

特に顔の場合。
頭髪の生え際、眉間を含む額と鼻のラインを結んだいわゆるTゾーン、鼻唇溝(鼻の脇から口角部に連なる溝)に集中しています。

図5

あの塊は、皮脂なのか?!

ここまで皮脂のことをしつこく話すると。
皆様が日々憎み、悩み、どうすればなくなるのか試行錯誤を繰り返しているあの鼻周りの白っぽい塊たちは、皮脂なのか?!と、思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし。
答えは、NOです。

あの塊の中の成分に脂腺由来の皮脂も含まれてはいますが。
それだけではありません

あの塊の正体は‥‥皮脂+角質=角栓

毛穴の内側も、皮膚の表面と同じように、ターンオーバーにより、古い不要な角質が剥がれます。
通常の毛穴の中では、脂線から分泌された皮脂と角質は混じり合って皮膚の表面に排出されます。

しかし。
皮脂分泌の盛んな毛穴は、毛包管が太くかつ短く、毛穴も広いのですが、その中の毛は極めて細く短く毛穴の外にはほとんど出ていません。
つまり、皮脂の排出効率が悪く、不要な角質や皮脂たちが排出されないで、毛包内に蓄積する傾向にあるのです。

また、脂腺から分泌された皮脂は分解されて、遊離脂肪酸になります。
しかし、それが毛穴出口の角質層を刺激してしまうため、角質がたくさん作られすぎてしまったり、角質が剥がれ落ちるのが遅くなってしまったり(角化亢進)します。

その結果。
角質層が厚くなり、皮脂分泌の出口を狭めてしまいます。

そして、より一層、皮脂や剥離した角質が毛穴に貯留されやすくなります。
そして最終的に、角層と皮脂の混合物が堆積して、厚く強固になってしまいます。

これが、ズバリ!
角栓と言われるものです。

図6-2

くどくどと説明致しましたが。
簡潔に申し上げますと。

皮脂+角質=角栓でございます。

ご理解いただけましたでしょうか。

毛穴に詰まった角栓は、どうケアしたらいいの?

詰まっている角栓を鏡で見ると、つい、どうにかしたくなりますよね。

あなたは、どんな方法でケアしていますか?

はがす毛穴パック、指で力いっぱい押し出す、爪でこする等々、毛穴ケアあるあるですよね。

たしかに角栓除去方法としては間違っていないです。

だって、取れてますから。

でも、きちんとケアすべきは、角栓を取ることではございません!

詰まり毛穴ケア≠角栓除去

角栓を一気に剥がして取り去る毛穴パックは、確かに角栓除去には打ってつけのケアですが、毛穴周りの皮膚の表面の角層も剥がしてしまい、かなり、肌への負担が大きくなりますので、オススメできません。

また、指で押し出したり、爪でこすったりすることも、周りの皮膚を傷つけることになり、結果、肌全体を痛めつけ、どんどん皮膚を分厚くしていくだけです。

角栓を除去しようと躍起になるのは
今すぐやめてください。

一度だって、角栓除去して、肌がキレイになったことなんてないですよね?
現に今も悩んでるんですから。

角栓は取ってもまた生まれてきます。
取れば取るだけ、生まれてくると言っても過言ではありません。

だから。
やめましょう。
あの栓を抜くことにこだわるのは。

取れぬなら 去るまで待とう 角栓を

今目に見えている角栓は、かならず、時がくれば、自然に取れます。

どんなタイミングでとれるかは、わかりません。

洗顔のタイミング。

コットンパフのタイミング。

クリーム塗布のタイミング。

時が満ちた時に、かならず、取れます。

毛穴は、皮膚同様、常にターンオーバーと皮脂産生をしています。

毎日、あの塊たちは、下からどんどん、押し出されています。

押し出されては取れ、取れたらまた生まれて、そしてそれがまた押し出されて、そして取れ‥‥を繰り返しているのです。

たまにその押し出しのプレッシャーにも負けず、元気にニョキニョキ角を出し続けて毛穴の上で存在を主張しまくっているやんちゃな角栓もおりますが・・・

それでいいんです!

それが、あなたの肌の生まれ変わりのサイクルだから。

ただ。
少しだけ、工夫が必要です。
すべての角栓たちがニョキニョキ出やすくなるような工夫が。

飛び出せ!角栓!

主張が強いとはいえ、元気にニョキニョキ角を伸ばしてくる角栓たちは、まだ、かわいいもんです。

角を伸ばしてくるということは、まだ、毛穴の出口がそこまで堅く閉ざされていないということだから。

問題なのは!
いつまでたっても、ニョキニョキしない、カチンコチンに塞がってびくともしないヤツたち。

毛穴を毛穴だと知らしめるために存在しているかのようなたたずまい…!!

彼らはおそらく、角栓として生まれ、毛穴出口が狭いからか、生まれた時に急激に大きくなった(角層の剥がれが著しかった)ために、下からの圧力にも負けることなく毛穴出口に居座り続けたことで、外気や汚れなどに触れて、時とともに、さらに固く強固な力を手に入れてしまい、もはや、びくともしないボスキャラになってしまったパターンです。

こんなボス角栓たちには。
少し手を加えてあげなければならないこともあります。

まずは。
毎日ゆっくりと入浴してみてください。

じっくりと浴槽に浸かり、汗もかいてください。
汗が出るということは、皮脂も出ます。
そして、皮膚も水分でふやけます。

これが大事。

毛穴も皮膚。Let’sふやかし!

あたりまえですが。
毛穴も皮膚です。

毛穴に悩みすぎると、なんだか、毛穴だけが特殊な化け物かのような錯覚に襲われますが。
毛穴と皮膚は一心同体です。

発汗することで、ふやけます

浴槽の蒸気による水分でも、ふやけます

そうすると、皮脂分泌もなされます。

これは、皮膚の正常な働きです。

つまり。
毎日ゆっくりとお風呂に入るだけ
それだけで、毛穴の出口の狭くなった部分が少しだけ緩み、同時に湧き上がる皮脂分泌の効果で、ボス角栓たちを突き動かすことができるんです。

千里の道も一歩から。

★☆★洗顔は入浴後にすることをオススメします。ふやけた毛穴から、角栓たちが自然に取れるグッドタイミングです。きめ細やかな泡で、やさしく洗いましょう。★☆★

入浴後、すぐに保湿!

ゆっくり入浴しても、その後のスキンケアを怠っては、その努力が無駄になってしまいます。

ふやけた皮膚は、スキンケア成分が角質層に浸透しやすい素晴らしい肌状態です。

このコンディションの時に、しっかりと水分と油分を角質層に浸透させてください。

高価な化粧品などはいりません。

あなたのお肌とお財布の中身に見合った化粧水とクリーム、もしくは乳液で大丈夫。

すばらしい肌状態(ふやけた皮膚)に、まずは化粧水で水分を補給してください。

手で付けると、ムラ付きする傾向にあるため、できれば、コットンで丁寧に肌全体にやさしくパッティングしながら。

そして、その後は、油分を含んだクリームか乳液でしっかり、補給した水分をラップしてあげてください。

ふやけた皮膚は

浸透しやすい=蒸発しやすい状態 です。

必ずラップ(油分)を忘れずに!

この、入浴直後のスキンケアを毎日丁寧に続けることで、毛穴まわりの、我を忘れて乱れすぎてしまった厚くなった角質層たちも、徐々に平常心を取り戻すようになります。

関連記事➤➤

角栓が飛び出しやすい肌状態にしてあげましょう。

ゆっくり入浴!しっかり保湿!

これを続けていれば、かならず、ボス角栓は消えてなくなります。

しかし。

皮脂分泌と皮膚のターンオーバーは、代謝機能として備わった、人間皆平等現象のため、角栓がゼロになることはないでしょう。

でも、確実に角栓が小さくなり毛穴が目立ちにくくなる日がきます。

美肌は1日にしてならず!

角栓毛穴を目立たなくできるメイク術の関連記事はこちら➤➤

毛穴の詰まりを解消する2ステップ(まとめ)

1.入浴することで、毛穴をふやかしてあげましょう。

2.入浴後すぐに、化粧水とクリーム(乳液)で水分&油分を与えてあげましょう。

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毛穴の詰まり解消キーワード

ゆっくり入浴!

しっかり保湿!

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