開き毛穴を治すための2ステップスキンケア

開き毛穴にお困りのあなた。

どうして私の毛穴、こんなに大きいの??

開いた毛穴は元に戻らないの??

開いた毛穴を化粧品で治す方法を知りたい!!

元気よく開いてくれているあの目立つ毛穴たちにあなたも様々なお悩みを抱えていることでしょう。

私も20代の頃は、開き毛穴たちをなんとか黙らせたい!と躍起になっておりました。

アラフォーになった今でも、毛穴たち、元気に開いていますが、スキンケアを見直すことで、開いた毛穴たちと上手に共存できています。

開き毛穴たちと共存するスキンケア術をお教え致します。

早速参りましょう。

毛穴ワールドへ。

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毛穴が開く原因は??

赤ん坊に、目立つ毛穴はありません。

ツルツルのプルンプルンのスッベスベです。

毛穴が目立つまでには、過程があるんです。

皮脂が毛穴を目立たせる!

目立つ毛穴というものは、すり鉢状を形成し、その部分は角層形成が不完全な状態(不全角化)です。
そのため、水分保持能力が損失し、皮膚表面本来の柔軟性やなめらかさが損なわれています。

開き毛穴の形状と性能

では、このすり鉢状構造となる原因は何なのか??

それは、皮脂にあります。

毛穴には、皮脂を分泌する脂腺が存在します。

そこから分泌された皮脂は、分解されて、遊離脂肪酸になります。

この遊離脂肪酸の一部は、皮膚を刺激する作用があります。

毛穴の目立つ人はそうでない人に比べて皮脂量が多く、その中でも特に遊離脂肪酸の比率が高い傾向にあります。

これは、大手化粧品メーカーS堂さんの研究結果から明らかになったもので、皮脂量の多い人ほど毛穴が目立つ傾向にあることを裏付けする決定的な証拠となっています。

オイリー肌の人は、薄々気づいていたことかもしれませんが。
研究結果として、バーン!と全世界に発表されてしまうと、なんだかもう何も言い訳できないし、すごく肩身が狭くなった気分です。
個人的には。

オイリー肌の人はたいてい、10代前半から皮脂分泌が活発になりニキビなどにも悩まされたのではないでしょうか。

毎日毎日、過剰に皮脂を分泌して、毛穴を炎症させてニキビこしらえたり、あぶらとり紙でペタペタ取りまくったりしていたあの頃から。
皮脂から分解された遊離脂肪酸が毛穴まわりの皮膚刺激を繰り返し、長い年月を掛けて、毛穴がすり鉢状に変形してしまい、20代後半あたりで気づくんです。

あれ?

最近、毛穴目立ってきた?

そして、オイリー肌な人は、30歳すぎたくらいには既に頬まわりも毛穴が開き始めてしまっています。

しかし!

オイリー肌ではないあなた!

あなたも、加齢とともに、目立つ毛穴が増えてきたと感じていませんか??

加齢による毛穴の開き

図3

出典:丸善株式会社 化粧品辞典p.103

上写真をご覧ください。

目をつぶりたくなるかもしれませんが、これが衝撃の事実です。

加齢とともに肌状態が悪化していくのが一目瞭然でわかります。

オイリーとか肌質の垣根を飛び越えて。
年齢が高くなるにつれて頬の目立つ毛穴の数は増加するのです。
そんな、ガビ―ン!!な老化現象が人間みな平等に起こります。

毛穴目立ちはレディーの証!!
って思えたらいいんですけど、そうはいきませんよね。

では。
JK層とレディー層のお肌の違いはどこからくるのでしょうか。

これは、キメの問題。
これに尽きます。

肌をふっくらさせてキレイに見せてくれる『キメ』。
そのキメが

  • 加齢に伴い大きくなる
  • キメのふくらみが減少する

そのため、細かなキメのふくらみで隠れていた毛穴たちがリアルに見えてきちゃうってお話です。

まあ、同じ年齢で目立つ毛穴の数を勝負をすれば。
オイリーさん圧勝!!
なんですけど・・・

でも。

あわてなくても大丈夫。

開いた毛穴を治す方法はあるの?

皮脂分泌がある限り、毛穴はダメージを受け続け・・・

誕生日を迎える毎に否応なしに目立つ毛穴の数も増えていく・・・

こんな悲劇的な状況で、治す方法はあるのでしょうか??

開いた毛穴を「治す」方法は、治療領域になるため、私の専門分野外であり、私自身経験もないため、ここで書き連ねることは控えさせていただきます。

しかし、開いた毛穴に対する最適なスキンケア方法で、ダメージを受けた毛穴たちをゆっくりと再生させて、本来の毛穴状態に「回復させていく」方法はあります!

皮脂&キメをマークせよ!

毛穴が開いたように目立つ原因は

  1. 皮脂分泌による毛穴まわりの皮膚への刺激
  2. 加齢にともなうキメの損失

つまり、この二つの原因を解決してあげればいいわけです。

①については

  • 皮脂分泌を抑えること
  • 刺激を受けた皮膚を回復

させてあげるような対策。

②については。
キメを取り戻すような対策。

毛穴が目立つ原因から分かる目立つ毛穴に効果のある対策

では、具体的に一つずつ解説していきます。

開き毛穴対策①-皮脂分泌を抑えろ!

皮脂の分泌はそもそも。
肌表面での保湿作用および殺菌作用
という重大な役割のためになされている機能です。

しかし。
過剰すぎる分泌というものは、女子やレディーにとっては死活問題。

では。
過剰に皮脂が分泌してしまうのは何故なのでしょうか??

思春期はホルモンの影響により皮脂が過剰に分泌してしまうもの。
しかし。
思春期以降の皮脂の過剰分泌の原因は
≪皮脂の取りすぎ≫
につきます。

他にも

  • 生理周期
  • 食事内容
  • ストレス
  • 睡眠不足

など、細かい原因は沢山ありますが。

≪皮脂の取りすぎ≫が原因割合の大半を占める場合が多いのです。

基本的に、毛穴問題に若い時から直面する女性はオイリー肌です。
そういう女性たちは、思春期に一生懸命に洗顔します。
せっせと過剰分泌する皮脂たちを、さっぱり洗いあがる洗顔フォームで朝晩しっかりと洗顔しています。
そして。
年齢とともに皮脂分泌も落ち着いてきているにも関わらず。
10代の頃から癖付いた≪しっかり洗顔さっぱりスキンケア≫を続ける
わけです。

これはまさに、皮脂分泌パラドックスです。

皮脂を取り過ぎる間違ったスキンケア

悪者扱いの皮脂たちを≪しっかり洗顔≫しすぎて、皮脂を取りすぎてしまうだけでなく。
けっこうなチカラでゴシゴシ洗いする傾向に。

そのため。
毛穴周りの皮膚にダメージを与えて皮膚が弱ってしまいます。

そして。
≪さっぱりスキンケア≫すぎるがゆえに。
毛穴まわりのダメージを受けたか弱い皮膚に十分なケアもできないし、取りすぎた皮脂も取り戻せない状態になるのです。

こうなると、もう負のスパイラル

洗い流されてしまった皮脂を補おうと、一生懸命皮脂を毛穴から分泌するようになります。
それがさらにか弱い毛穴まわりの皮膚たちを刺激して、どんどん毛穴が目立ってくる。

また躍起になり、《しっかり洗顔さっぱりスキンケア》のアレコレを施し、さらに皮膚にダメージが!!

この、負のスパイラルを何年も続けた結果。
目立つ毛穴の数は、増大する
わけです。

目立つ毛穴へ発展する間違ったスキンケア

肌状態は変わってきているのに、スキンケア方法を変えない。

これが悲劇の始まりです。

開き毛穴カモン!状態です。

あなたが皮脂を取ろうと躍起になるのをやめれば、無駄に分泌する皮脂もなくなり、お肌のダメージも最小限に抑えられるんです。

時すでに遅し・・・
ではありません!
今からでも遅くはありません!

気付いた時が始め時。
自分が変われば、世界が変わる。

スキンケアを変えれば、肌状態も変わります!

今すぐ
洗顔方法を見直してください。

皮脂を取りすぎる洗顔方法はやめてください。

では。
皮脂を取りすぎない洗顔方法とはどんなものでしょう。

まずは、朝晩、2回、しっかりと洗顔しているなら。
それを1回にしましょう。
夜だけに。

朝は、ぬるま湯洗顔で十分です。

これだけです。
洗う回数を減らすだけ。

女性は20歳を超えたら皮脂分泌は低下します。
20歳を超えたら
『皮脂分泌を抑える=皮脂を取り去る』
という10代の頃の常識は捨ててください。

おとなの女性はたとえオイリー肌であっても
皮脂分泌を抑える。
でも、皮脂を取りすぎない。
これを徹底してください。

クレンジング選びも大事!
「落とすケア」こそ美肌の分かれ道!優秀プチプラクレンジングランキング

開き毛穴対策②-ダメージ皮膚にはしっかり保湿!

10代の頃は敬遠されがちな油の入っている化粧品。
特にクリームとか。
べたべたするし、塗ってみたらみたで、ニキビみたいなのできるし!!

そうです。
10代は皮脂分泌が活発なため、油分をリッチに含んだ化粧品を使用すると逆に毛穴が詰まりやすくなったりします。

ですが。

もうあなたはおとなの女性です。
もう皮脂の分泌は激しくありません。

皮脂分泌でダメージを受けたお肌をきちんとケアしてあげてください。
化粧水とクリーム(乳液)で、しっかり保湿してください。

たったこれだけ。

ササッと済ませていた水分&油分補給方法をやめて、たっぷりの量でやさしくじっくりとお肌に入れ込んであげてください。

痛んだ皮膚を労わってあげてください。

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開き毛穴対策③-キメを取り戻せ!!

加齢でキメが粗くなるのは、止められない老化現象。
とはいえ。
放っておけば、どんどん加速していく一方です。

キメが粗くなる原因は『加齢』。

では。
『キメが粗い』のは、どんな肌状態??

そう考えると、おのずとスキンケア方法も見えてきます。

キメというものは、角層中の水分量と関係しています。

角層中には常に20~30%程度の水分が含まれています。
しかし、様々な要因(乾燥、紫外線、加齢)で皮膚の代謝および保湿機能が低下して10%以下の水分量になるとどうなるか。

皮膚はカサカサしてひび割れます。

乾燥すると、角層のターンオーバーがスムーズに行われず重層化してしまいます。

そうなると。
キメをつくっている溝が埋まってしまい。
丘と溝の境界がなくなり。
キメが粗くなるのです。

図7

だから。
加齢とともに失いがちな、水分&油分を補ってください。

たったこれだけです。
開き毛穴対策②と同じです。

キメの粗い皮膚も。
皮脂でダメージを受けた皮膚も。
どちらも弱った皮膚に変わりありません。

そんな皮膚たちには。
保湿で肌本来の力を取り戻すための手助けをしてあげるだけでいいんです。

  • ただ単に水分油分を補うだけじゃ加齢に勝てない!
  • 乾燥肌にはセラミドよ!
  • 皮脂分泌抑制にはビタミンよ!

なんちゃらかんちゃら~
現代は情報化社会のため、様々な情報で溢れかえっています。
毛穴に効く成分なども調べればわんさかヒットしてきます。

確かに実際、乾燥肌に効果を発揮する化粧品や医薬部外品、あると思います。
きちんと肌状態を考えて処方した商品も、ごまんとあることでしょう。

でも。
その商品が必ずしも自分に合うとは限りません。

色々な商品に無駄なお金と時間をかける前にやるべきこと。
それが、これらのステップです。

間違った『スキンケア方法』を続けながら、手早く治せる『商品』を探している限り。
毛穴悩みから解放されることはないと言えるでしょう。

現在のスキンケア方法を、真剣に、見直してみてください。

美肌は一日にしてならず!

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◆開き毛穴を治すために。(まとめ)

1.洗顔は夜の1回だけにしましょう。

2.化粧水とクリーム(乳液)で水分&油分をしっかり補いましょう。

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開き毛穴を治すためのキーワード

洗顔1回!

しっかり保湿!

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